初めまして、心理よろず相談室のホームページにご訪問頂き誠にありがとうございます。
私は公認心理師の梅崎宏樹と申します。心の危機の専門職として、臨床心理士、公認心理師として医療機関や教育機関、福祉施設において様々な心理相談や心理カウンセリングを承ってきました。しかし、臨床心理士や公認心理師といった心理資格の知名度は高まってきたことを感じる一方、カウンセリングをご希望されてもその機会を得る方はそう多くないように感じています。このようなアンメットニーズに対する観点から、お住まいの地域といった地理的制限が生じず、「誰でも」「どこからでも」心理相談ができる仕組みが必要と感じ、オンラインでの心理相談を始めることにしました。ご本人が困っている場合はもちろんですが、ご家族様など日常的に本人をサポートしている方々からのご相談に対しても積極的に対応させて頂こうと考えております。
2020年より新型コロナウィルスの感染が世界規模で広がり私たちの生活から安心感や安全感が揺らいできました。あるいは30年間賃金上昇しない日本の経済、学校における不登校児童生徒の増大、職場におけるメンタルヘルス、そして長寿高齢化社会から生じる認知症とその介護家族の負担など、今日本に生きることは様々な心理的な困難さや精神疲労を抱えながら生活せざるを得ない状況にあると私は思っており、実際、心理臨床ではそのような方々が多いことを実感しています。
私は自身の経験と知識をツールとして、心理的困難と危機に直面している方々と話し合いながら、その方の日常生活の回復と社会生活の実現に尽力したいと思っており、結果的に私たちが生活する地域社会の精神保健の向上に貢献したいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年 千葉県市川にて
公認心理師 梅崎宏樹
写真:江戸川河川敷からの、東京スカイツリーの眺望